当医院では、歯科医師だけでなく歯科衛生士も裸眼ではなく8倍〜10倍の高倍率拡大鏡(ルーペ)を使用しています。通常、歯科衛生士の拡大鏡(ルーペ)の倍率は2倍〜3倍を使用している方が多いので、それに比べればかなり高い倍率です。
歯科医師と同じ情報量にすることにより、より精度の高い口腔内管理・予防ができるようになり、診療レベルの向上につながると考えています。
人間の目には限界があり、人間の裸眼が認識できるのは200μm(0.02mm)が限界と言われています。しかし、精密さを求められる歯科治療の場合、あらゆる場面において数十μm以下が見えていなければいけません。見えないということは手探りで治療を行うということになりますので、見えていないと治るものも治りません。
つまり、現代の歯科治療において、裸眼では必要とされているレベルを満たすことは難しいのです。当院では、治療の質を高めるために全ての治療において拡大鏡(ルーペ)または手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しています。
予防歯科とは、虫歯や歯周病といった歯の疾患を未然に防ぐための診療分野です。歯科治療と聞くと、虫歯を削ったり抜歯をしたりする治療をイメージする方も多いでしょう。
しかし、予防歯科は、疾患を治すのではなく、そもそも疾患が起こらないようにすることを目的としています。予防歯科では、患者さま自身のセルフケアと歯科医院での専門的なケアを行います。
具体的には、正しい歯磨き指導や食生活のアドバイスが行われるほか、歯科衛生士による歯石の除去やフッ素塗布などが含まれます。これにより、歯の健康を維持し、将来的に大きな治療が必要になることを防止します。
また、予防歯科は子どもから高齢者まで幅広い年齢層に対応しているのも特徴です。子どもの場合は乳歯や永久歯が健康に育つことを助け、高齢者の場合は歯周病や歯の喪失を防ぐ役割があります。近年では、予防は治療よりもコストを抑えられるという考えが広まり、予防歯科の重要性が改めて注目されています。
当院は、歯科衛生士担当制です。継続して担当することで、症状の変化や状況を理解しやすいといった点があります。
お付き合いが長くなることで、患者さまとの信頼関係も生まれ、一人ひとりに合わせたセルフケアの提案もできます。
予防歯科で歯のケアを積極的にすると、虫歯や歯周病の予防につながります。それは、定期検診に通ってお口の衛生管理ができていれば、細菌の数を抑えられるからです。
予防歯科では状態のチェックだけでなく、セルフケアだけでは取り切れない歯垢や歯石などの汚れを、専門の機器を使って徹底的に落とすことができます。もしも虫歯や歯周病が見つかった場合でも、定期検診で早期発見ができれば、最小限の治療で治せるので安心です。
日本人が歯を失う原因の上位に入る、虫歯と歯周病。虫歯や歯周病の予防は、健康な歯を保つために必須だといえます。
予防歯科は、健康な歯の寿命を延ばせるという点でも重要です。厚生労働省は、歯の健康について「定期的に歯科検診を受診して、早めに歯科治療を受ける習慣を維持することが歯の喪失を抑制する」と述べています。
健康な歯を維持することは、食事や会話を楽しむ豊かな生活に直結するもの。定期的なメンテナンスを受けるかどうかが、自分の歯の残存本数、そして将来の生活を左右するともいえるでしょう。
予防歯科でお口の環境を良くすることは、全身の健康にもつながります。虫歯や歯周病をはじめとする疾患は、場合によっては、単なる“お口のトラブル”だけでは済みません。特に歯周病は、以下の病気に大きく影響するといわれます。
・心筋梗塞・狭心症
・脳梗塞
・糖尿病などの生活習慣病
・誤嚥性肺炎
また日本歯科医師会は、高齢者の残存本数と、認知症・転倒・要介護の関連について「元気な高齢者でいるには、できるだけ自分の歯を保有することが秘訣」と指摘しています。予防歯科に力を入れることは、生涯にわたり健康でいるための鍵だといえます。
予防歯科で歯科医院に通うことは、経済的な負担軽減にもつながります。定期的に歯のメンテナンスを受ければ、早期発見・早期治療が可能になります。結果として、経済的に大きな負担をかけずに歯の健康を維持することになるのです。
一方、悪化してから治療をすれば、当然ながら費用はかさみ、通院の回数も増えてしまいます・・。年に数回の定期検診が、長期的にみて、治療費やさまざまな病気になるリスクを抑えるのです。
定期検診を行うことは、歯の健康寿命を延ばすのに必要不可欠です。
定期検診の効果は、スウェーデンで行われた30年間にわたる研究で証明されています。
この研究によると、定期的にメインテナンスに通うスウェーデンの患者さまは、30年間で失う歯は平均0.7本という結果が出ています。
一方で同時期の日本人の患者は、30年間で平均13本もの歯を失っています。(歯科疾患実態調査:厚生労働省)
定期的にメインテナンスを行うことにより、多くの歯を残していくことが可能になるのです。
歯医者の定期検診の目的は、口内の健康を長期的に維持・管理することにあります。虫歯や歯周病などの疾患は、初期段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。
なかでも歯周病は、成人の約8割が罹患しているといわれており、歯を失う原因のひとつです。定期的に検診に通うことで、歯茎からの出血や腫れ、歯周ポケットの深さなどを確認して歯周病の進行度を正確に診断できます。
早期発見・早期治療により、重症化を防ぐことが可能です。虫歯に関しても、初期段階で発見できれば削る範囲を最小限に抑えて治療ができます。
定期検診を受けていれば、過去に装着した詰め物や被せ物の劣化や破損を早めに発見することができるでしょう。口の中の健康は全身の健康とも密接に関係しています。歯周病が進行すると、糖尿病や心臓病、認知症などの全身疾患を引き起こす可能性があります。
定期的に検診に通い、虫歯や歯周病を予防できれば、全身の健康維持にも繋がります。
お口の中の主な病気は虫歯と歯周病です。これらは細菌が原因となる細菌感染症です。
う蝕(虫歯)・歯周病原性細菌はお口の中の常在菌と共にバイオフィルムという細菌の集合体を形成します。この集合体はしっかり取り除いていかなければ熟成し、う蝕(虫歯)・歯周病原性細菌が増えていきます。
日頃のセルフケアはもちろん重要ですが完全にバイオフィルムを取り除くことは難しいのです。
従いまして、健康な口腔内を維持するためには定期的に歯科医院においてバイオフィルムをしっかり破壊し、除去していくことが必要になるのです。
歯医者で定期検診を受けるとどのようなメリットがあるのか気になってはいませんか。歯医者で定期検診を受けるメリットは、以下の5つです。
それぞれ詳しく解説します。
定期検診を受ける最大のメリットは、虫歯や歯周病になっていても初期の段階で発見できることです。初期の段階で虫歯や歯周病の治療を開始できれば、治療回数も少なく済み費用も抑えられるでしょう。
また、早期に発見できれば、痛みを伴う大がかりな治療も避けられるため、精神的な負担も少なくて済みます。特に虫歯を早期に発見できれば、歯を大きく削らずに済むため、歯の寿命を延ばすことにもつながります。定期検診ではお口の中をよく確認し、磨き残しが多い部分の歯磨きの仕方を指導します。磨き残しが多い部分はどのようにして磨けばいいのか指導を受け、自宅でも実践できれば虫歯や歯周病などのトラブルを防ぐことにつながります。
また、定期検診では歯のクリーニングも行います。ふだんの歯磨きでは落とし切れない汚れを除去してもらうことができるため、虫歯や歯周病の予防につながるのです。
定期検診では、歯科医師や歯科衛生士が一人ひとりの歯並びや噛み合わせに合った適切なブラッシング方法を指導します。歯ブラシだけでは口内の汚れの6割ほどしか除去できないため、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具の使用は必要不可欠です。
定期検診では、デンタルフロスや歯間ブラシの選び方、使用方法などをアドバイスし、自宅でのセルフケアがスムーズにできるようにサポートします。
口の中の状態と全身の健康状態は密接に関係しています。歯周病菌が血管に入り込んで全身を巡ると、心筋梗塞や脳梗塞などの全身疾患を引き起こす可能性があるのです。定期検診を受け、お口の健康を維持できれば、全身の健康を保つことができるでしょう。
●変化がわかる → やる気が出る
定期検診では、歯ぐきの状態や磨き残しなどを定期的にチェックします。前回より良くなっていたり、逆に少し悪くなっている変化を数値や画像で見える化することで、このまま頑張ろう」「もっとケアしよう」という気持ちが自然と生まれます。
●「今の状態をキープしたい」という意識
痛みがなくても、「現状維持」がどれだけ価値のあることかを知ると、「悪くなる前にケアしておこう」という予防意識が定着します。
●歯を失うリスクを“知る”ことが、守る力になる
検診のたびに、「このまま放っておいたらどうなるか?」という未来を想像することで、「自分の歯を大切にしよう」という内側からの動機づけになります。
●継続が自信に変わる
「3ヶ月ごとに通い続けている」、「虫歯ゼロをキープしてる」そんな自分の努力の積み重ねが、結果として歯を守る力になります。その実感が、次回の来院のモチベーションに直結します。
歯医者の定期検診ではどのようなことが行われるのでしょうか。ここでは、歯医者の定期検診で行われる内容について詳しく解説します。歯医者の定期検診では、主に以下のことを行います。
はじめにカウンセリングを行い、お口の中で気になる症状がないかうかがいます。普段のブラッシング習慣や治療歴などについても詳しく確認して必要な検査や治療方針を決めていきます。
口の中の悩みや不安に感じていることがある場合は、問診・カウンセリングの際に歯科医師に伝えるようにしましょう。
口腔内検査では、歯科医師または歯科衛生士が専用の器具を使用して虫歯や歯周病になっていないか、プラークや歯石は付着していないか、着色汚れはないかなどを確認していきます。
歯周病検査では、歯周ポケットの深さや歯茎からの出血の有無を確認し、歯周病の進行度を正確に診断していきます。
また、必要に応じてレントゲン写真などを撮影して、歯と歯の間の虫歯や歯周病の進行度、親知らずの状態などを確認していきます。レントゲン写真を撮影することによって正確な診断が可能になるのです。
定期検診では、歯のクリーニングも行います。ふだんの歯磨きですべての汚れを落とし切ることは難しいといわれています。特に歯と歯の間や歯と歯茎の境目には汚れが残りやすいです。
また、歯垢が残った状態が続くと石灰化して歯石になります。歯石になると歯ブラシでは落とせません。歯医者では専用の器具や機械を使用して、ふだんのブラッシングでは除去しきれない歯垢や歯石、着色汚れを徹底的に取り除きます。
自宅でしっかりと歯磨きをしているつもりでも、磨けていないケースが多いです。定期検診では磨き残しが多い部分や磨き方の癖を確認し、患者さま一人ひとりに合った歯磨きの仕方を指導します。
正しい歯磨きの仕方を習得し、自宅で実践できれば虫歯や歯周病の予防につながります。ご自身に合った歯ブラシや補助清掃用具がわからない場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談していただければと思います。
通常は、3ヵ月~6ヵ月に一度です。しかし、日頃の歯磨きの仕方(磨き残し等)や歯並び等によりお口の中の状態は異なります。そのため、クリーニングに通う頻度も患者さま一人ひとりによって変わってきます。お口の中の状態を確認し、歯科衛生士から詳しくご説明します。
歯科医院で歯のクリーニング(定期検診)を受診したことがありますか?
日頃の歯ブラシで落とせる歯の汚れは約60%前後だと言われています。
毎日の歯ブラシケアで残った約40%の汚れが蓄積することで、虫歯や歯周病などお口のトラブルを引き起こす原因になります。また、蓄積された汚れ(プラーク)が唾液中のミネラルと結合することで歯石になります。残念ながら一度できた歯石は、歯ブラシで落とすことができません。
歯科医院の定期検診(クリーニング)を受診することで、蓄積してできた歯石を取り除く、虫歯の早期発見など、虫歯・歯周病予防にもつながります。歯の表面がツルツルになることで歯ブラシでは感じることのない、口内の爽快感も味わうことができます。当院のスタッフが、患者さまのお口の健康を守るお手伝いをします。
患者さまのお口の中の検査をし、前回の検診から痛みや口内のお困りごと、体調の変化がないかお話を伺います。検査結果を元に患者さまのご要望も伺い患者さまのお口の状態にあわせてクリーニングを進めていきます。
※必要に応じて、口腔内写真やレントゲン撮影をすることがあります。その場合は別途費用が発生することがあります。
詳しくは担当スタッフよりご案内いたします。
染め出し剤を使うことで、普段の歯磨きで磨けていない部分が赤く染まります。赤く染まった部分を確認しながらブラッシング指導を行います。
※染め出しした色が唇などにつく場合があります。クリーニング後の会議や外出の予定は控えることをおすすめします。
先端から超音波を発生させる特殊な器具を使い、歯の表面や歯ぐきに付着した歯垢・歯石を取り除いていきます。※口内環境(歯周病の方や歯石が付いている方)が悪い場合、痛みを感じることがあります。※万が一、痛みを強く感じる場合は衛生士にご相談ください。
柔らかい専用のブラシと研磨剤を含むペーストを使用し、歯の表面を磨くことで着色を落とし、表面をツルツルに仕上げていきます。歯本来の色を取り戻せるとともに歯質の強化にも繋がります。
フロスを使って、歯の間の溝に残った歯垢を最後に綺麗に取り除いていきます。
虫歯予防・歯質強化のためフッ素を塗布していきます。
※患者さまの口内環境により1度で終わらないことがあります。その場合は、衛生士より説明いたします。ご理解いただきますようお願いします。
※クリーニングの流れは患者さまにより順番や手順が前後する場合がございます。
通常は、3ヵ月~6ヵ月に一度です。しかし、日頃の歯磨きの仕方(磨き残し等)や歯並び等によりお口の中の状態は異なります。そのため、クリーニングに通う頻度も患者さま一人ひとりによって変わってきます。お口の中の状態を確認し、歯科衛生士から詳しくご説明します。
皆さん、歯石って聞いたことがあると思いますが、そもそも歯石を除去する必要があるのか?自分にも歯石がついているのか?歯石をとるとしたらどんなことをして、痛みがあるか?などわからないことが多いと思いますので今回は、歯石除去に関して説明します。
歯石の原因は、放置されたプラーク(歯垢)になります。48時間プラークを放置していると歯石に変わります。また、歯石をそのまま放置しているとどんどん硬くなります。硬くなると除去が難しくなり、歯茎の中まで歯石が進行すると麻酔を行って歯石を除去する必要があります。
歯石の種類ですが、歯肉の上に付着した歯石を歯肉縁上歯石と呼び、歯肉の下にできた歯石を歯肉縁下歯石と呼びます。歯肉縁上歯石は、白く唾液由来の歯石になり比較的柔らかいです。それに対して、歯肉縁下歯石は、血液由来の歯石になり非常に硬いという特徴があります。
上記に記述した歯肉縁下歯石は、歯肉の下にできた血液由来で非常に硬い歯石になります。この歯肉縁下歯石は、麻酔を行い痛みがない状態で、除去する必要があります。
麻酔が効いていますので、基本的に除去する際に痛みは感じませんが、やはり、患者様にとっては、がりがりと音や振動で嫌な気分だとおっしゃる方が多いです。プラーク(歯垢)を48時間放置すると歯石となりますので、早め早めに歯石除去を行い、時間が空いてからの歯石除去は、避けるようにしましょう。
「バイオフィルム」という言葉をご存知でしょうか?聞いた事があるようなないような?・・・という感じでしょうか。このバイオフィルムは虫歯や歯周病を予防する鍵となりますので、詳しく説明します。
バイオフィルムは、日本語訳すると細菌の塊です。細菌の塊?と、イメージが湧きにくいと思いますが、簡単に言えば「細菌が固まってバリアを作っているもの」です。虫歯菌や歯周病菌が手と手を結んで、より強固となりバリアを形成してスクラムを組んだ状態を指します。
我々の身近な場所でもこのバイオフィルムがあります。それは、排水溝のヌメヌメです。台所の排水溝や三角コーナーの下にバイオフィルムを観察することができます。触るとヌメッとしていて、嫌な感触ですよね。このヌメッとした汚れが歯にも着くのです。
バイオフィルムが歯と歯の間に着いたら、なかなか取れにくく相当厄介です。虫歯菌や歯周病菌は、単独ではそこまで悪さをすることができませんが、集まると力を発揮するのです。
当院では、以下のような流れでPMTCを進めていきます。
染め出し液を歯に塗り、磨き残した歯垢を染め出します。歯垢の染め出しにより、ご自身の歯みがきではどの部分の歯垢を磨き残しているかをチェックできます。染め出し液が赤く反応した所は重点的にクリーニングする部分の目安になると共に、磨き残さないようにするための今後のブラッシングの参考にもなります。
ハンドスケーラーや超音波スケーラーを用い、歯についた歯石を落とします。歯周ポケット内部の歯根面に歯石がついている場合は、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)という歯根面の歯石除去を行うこともあります。
歯の汚れを落としやすくする研磨剤(ペースト)を歯の表面に塗ります。
専用の機械・器具を用い、歯の清掃を行います。歯の表面の清掃に加え、汚れを落としにくい歯と歯のすき間はフロスやチップを用い、全体の歯を徹底的に清掃します。
歯の清掃後、つや出し効果のあるペーストを歯の表面に塗り、専用の機械・器具で歯をつるつるにしてつやを出していきます。
仕上げに、歯の再石灰化をうながすフッ素を歯の表面に塗ります。フッ素塗布により歯質の耐酸性が上がり、むし歯になりにくくなる効果を期待できます
A. 虫歯や歯周病になる前に予防することを目的とした歯科医療です。定期的な検診やクリーニング、ブラッシング指導などを通じて、お口の健康を守ります。
A. 基本的には3〜6ヶ月に1回の定期検診をおすすめしています。ただし、お口の状態によっては、1〜2ヶ月ごとの管理が必要な場合もあります。
A. はい。痛みが出たときには、すでに病気が進行していることが多いです。予防のためには、症状がなくても定期的なチェックが重要です。
A. 早期発見・早期治療、予防のためにも定期的に検診を受けることが大切です。多くの人は歯が痛い、うまくかめなくなったときに歯医者さんに来ると思いますが、その時には病気が進んでいる可能性が高いです。そのような事態にならないように定期検診に受診しましょう。
A. 当院では3か月〜6ヶ月に1回のフッ素塗布をおすすめしています。歯磨き粉にもフッ素(1,450ppm)が含まれているものもありますが、歯医者で行うフッ素は高濃度のフッ素(9,000ppm)を使用しています。
A. 日頃行っている歯磨きです。歯ブラシだけではなく、フロスや歯間ブラシを使用して丁寧に磨くことが重要です。
A. 歯ブラシだけでは全体の約60%しか汚れを取ることができません。フロスや歯間ブラシを使用することで、約90%まで汚れをとることができます。歯ブラシとフロスor歯間ブラシの使用は必須です。
歯と歯の間に隙間がある人です。歯間ブラシにはサイズがあるので歯科衛生士に確認してもらいましょう。
歯が重なっていて隙間がない人です。フロスは使い方が難しいので歯科衛生士が使用方法を分かりやすくお伝えします。
A. 歯ブラシだけでは全体の約60%しか汚れを取ることができません。フロスや歯間ブラシを使用することで、約90%まで汚れをとることができます。歯ブラシとフロスor歯間ブラシの使用は必須です。
30cmほどのフロス(糸)を両手中指に2~3回巻きます。さらに左右の親指と人差し指でフロスをつまむように持ち、両手の間隔が2cmから3cmになるように片方の指に巻きます。歯茎を傷つけないように歯と歯の間にのこぎりを引くようゆっくり挿入していきます。歯の側面に沿って往復させ、歯の汚れをかき出すように清掃しましょう。
歯間ブラシを歯と歯の間に入れ、往復させて使います。隙間にしっかり合うサイズを選ぶ事が重要になります。わからない事はなんでも聞いて頂けたらと思います。
A. もちろんです!乳歯の時期からのケアが、生涯のお口の健康につながります。フッ素塗布やブラッシング指導など、お子さんに合わせた予防を行います。
A. 本当です。歯周病は初期には痛みがなく、気づかないうちに進行することが多い病気です。進行すると歯がグラグラになって抜けてしまいます。定期検診での早期発見・早期治療が重要です。
A. はい、むしろおすすめです。妊娠中はホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすく、歯周病になりやすい時期です。妊娠期間中のお口の定期的なケアは、お母さんと赤ちゃんの健康を守ることにもつながります。
A. 大きく関係します。糖分の摂取頻度が高いと、虫歯のリスクが高まります。間食を減らす、甘いものを控える、水やお茶をこまめに飲むなど、食習慣の見直しも大切な予防の一環です。
A. 軽度の着色(コーヒー・お茶・たばこによるもの)は、PMTCなどのクリーニングでかなりキレイになります。さらに白くしたい場合はホワイトニングを行うことにより可能になります。
A. ご自宅でのケアはとても大切ですが、完璧に磨けている人は少なく、磨き残しや歯石はどうしてもついてしまいます。特に歯と歯の間や歯と歯ぐきの間は、自分だけのケアでは限界があるため、プロのサポートが必要です。
A. 正しく使えば非常に効果的です。特に手磨きが苦手な方や力加減に不安のある方に向いています。ただし、当て方や力の入れ方を間違えると逆効果になることもあるので、一度歯科医院で使い方を相談するのが理想です。
A. 歯茎下がりの原因としましては、歯周病、咬み合わせ、ブラッシング圧や加齢、歯の位置異常、歯肉の厚みなどの問題が考えられます。歯肉が下がってしまうと、本来歯肉によって覆われている歯根が露出してしまいます。歯肉が下がってしまった部位は知覚過敏(冷たい物にしみる)を伴うことがあります。
また、非常に虫歯になりやすいため注意しなくてはいけません。歯茎下がりを予防することは難しいのですが、出来ることとすればブラッシング圧を弱くすることです。一度歯茎が下がってしまうと自然に治ることはありません。歯肉が下がってしまった部位は歯肉移植により治療を行うことが最善の方法になります。
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