

歯を失った後の治療はどれがベスト?インプラント・ブリッジ・入れ歯の違いを費用、治療期間、見た目、噛む力、体への影響まで比較。札幌駅前の荒川デンタルクリニックがわかりやすく解説。
結論サマリー
⚫︎総合力(噛む力・見た目・長期安定)はインプラントが最有力です。
⚫︎短期間・保険の選択肢を優先
→ 入れ歯(保険)/ブリッジ
(保険適用の条件があります)
⚫︎隣の歯を削りたくない・骨量が足りない
→ インプラント
(骨造成やショートインプラントなど選択肢あります。)
⚫︎複数歯欠損/総義歯
→ インプラント・オーバーデンチャーも検討することができます。
治療の早見表(比較表)
※横にスクロールできます。
項目 | インプラント | ブリッジ | 入れ歯(部分/総義歯) |
---|---|---|---|
噛む力の目安 | 高い(天然歯に近い体感) | 中等度 | 低〜中 |
見た目/違和感 | 自然・違和感少 | 自然 (欠損部以外は歯あり) |
慣れが必要 (厚み・金属バネ等) |
となりの歯 | 削らない | 支台歯を削る | 基本削らない (バネがかかる歯に負担) |
骨量の影響 | 必要(不足時は骨造成) | 影響少 | 影響少 |
治療期間 | 中(数週間〜数ヶ月) | 短(数週間) | 短(数週間) |
メンテナンス | 定期検診+ セルフケア必須 |
支台歯の虫歯/ 歯周病管理が鍵 |
清掃・調整・リラインが鍵 |
寿命の目安 | 長期安定が期待 | 支台歯次第 | 材料・使用状況で変動 |
コスト感 (自費目安) | 〇〜◎ (手術費+上部構造+ 必要時骨造成) |
〇 (本数・材質で変動) |
△〜〇 (材料で変動) |
保険適用 | 自費治療 | 条件により保険可 | 保険/自費あり |
リスク | 手術リスク、周囲炎 | 支台歯の負担増 | 外れやすさ、発音・違和感 |
※数値は臨床的な一般目安。
個々の口腔内条件で最適解は変わります。


それぞれの特徴と
向いている人
インプラント
ポイント
顎の骨に人工歯根を埋入。
隣の歯を削らない/噛み心地が自然/長期安定が期待。
向いている人
⚫︎ 隣在歯を削りたくない
⚫︎ 強く噛みたい・ステーキ/フランスパンなどもしっかり食べたい
⚫︎ 審美性・発音・違和感の少なさを重視
⚫︎ 複数歯欠損/総義歯をしっかり固定したい
(オーバーデンチャー)

注意点
骨量不足時はGBR/ソケットリフト/サイナスリフト等を併用。術後は周囲炎予防の清掃と定期検診が必須。
治療期間の目安
抜歯即時〜数ヶ月(骨造成の有無で変動)。
荒川デンタルクリニックの強み
CT・サージカルガイド・マイクロスコープを使用した精密インプラント治療
ブリッジ
ポイント
欠損の両隣の歯を削って連結冠で補う。
短期間で固定式にできる。
向いている人
⚫︎ 手術に抵抗がある
⚫︎ 短期間で固定式を希望
⚫︎ 隣在歯が大きな修復物で「削る合理性」がある

注意点
支台歯の虫歯・歯周病リスク上昇、将来の破折・二次カリエスで連鎖的な再治療になることがある。
入れ歯(部分・総義歯)
ポイント
取り外し式。
保険/自費の選択肢が広い。
向いている人
⚫︎ 外科処置を避けたい
⚫︎ 短期間・費用重視
⚫︎ 多数歯欠損/総義歯でまず形態・咬合を整えたい

注意点
違和感・発音・審美に慣れが必要。
定期的な調整・リライン前提。自費だと、金属床など快適性の高い選択肢も。
見た目・噛む力・体への影響
をもう一歩深掘り
見た目
前歯部はインプラント+歯肉マネジメント(仮歯→軟組織整形)で自然さ◎。
ブリッジはポンティック形態に限界あり。
入れ歯はバネ/厚みに注意。
噛む力
体感はインプラント ≧ ブリッジ > 入れ歯。
硬い物・繊維質の咀嚼効率に差が出やすい。
骨・歯への影響
インプラントは骨刺激で吸収抑制が期待。ブリッジは支台歯負担増。
入れ歯は粘膜負担で吸収が進む場合があり定期調整が鍵。


費用と期間の考え方
※横にスクロールできます。
インプラント | 1本あたり術式・上部構造・骨造成で幅あり。 | 前歯:550,000円 奥歯:462,000円 (2025年10月現在) |
---|---|---|
ブリッジ | 本数×材質(メタル/セラミック)で変動します。 | セラミックブリッジ 前歯3本:462,000円 奥歯3本:396,000円 (2025年10月現在) 保険治療:銀歯のブリッジ |
入れ歯 | 保険/自費(快適性・薄さ・見た目)が違います。 |
治療の流れ
1. カウンセリング・検査
口腔内診査、CT、写真、咬合分析
2. 治療計画の共有
利点・欠点・費用・期間・リスクを可視化
3. 前処置
虫歯/歯周治療、抜歯、仮歯・暫間義歯
4. メイン治療
インプラント:埋入→治癒→印象→上部構造装着
ブリッジ:支台歯形成→印象→ブリッジ装着
入れ歯:咬合採得→試適→装着
5. メンテナンス
3〜6ヶ月ごとのプロケア、セルフケア指導
リスク・合併症と回避策
インプラント:周囲炎、神経・上顎洞の近接、初期固定不足
→ 術前CT・ガイド・衛生指導・定期検診
ブリッジ:支台歯の虫歯/歯周病、破折
→ フロス/スーパーフロス・定期検診
入れ歯:痛み、外れやすさ、発音
→ 調整・粘膜休息・リライン/再製作
症例別おすすめの治療法
⚫︎1本欠損で健康な隣在歯
インプラントが第一候補になります。
⚫︎手術が怖い/短期で固定式
ブリッジ治療
⚫︎多数歯欠損・費用優先
入れ歯→慣れたらオーバーデンチャーや段階的インプラント治療へ
⚫︎総義歯で不安定
下顎2本インプラント+オーバーデンチャーで安定性が大幅改善しやすいです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 手術の痛みは?
局所麻酔や鎮静で多くの方が「想像より楽」と回答します。術後の痛みは鎮痛薬でコントロールが可能です。
Q2. 金属アレルギーが心配
純チタン/チタン合金は生体親和性が高い素材です。ただしまれにチタンアレルギーの方もいますので金属アレルギー検査が必要になります。
Q3. 骨が少ないと言われた
CT評価で評価後、骨造成(GBR/ソケットリフト/サイナスリフト)やショートインプラント等の選択肢があります。
インプラント治療には多くのメリットがあります。
「いつか始めたい」と思っている方は、まずはインプラント無料相談から一歩を踏み出してみませんか?
札幌駅前矯正 荒川デンタルクリニック
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日付: 2025年10月20日 カテゴリ:インプラント治療